パブコメ「猫が決めるのが良い。」

パブコメ「猫が決めるのが良い。」

昨日は子供の日だったのに
全くお子様がお越しになりませんでした。
当店は不思議な猫カフェです。

では本題です。

今回の「動物愛護法改正に伴う動物展示時間の規制」
について議論の焦点になっているのは
ねこが自由に移動できる状態で行う成猫の展示については
2時間延長しても猫のストレスに問題はないで良いのかです。

今回の展示時間規制緩和問題について
賛成であろうと反対であろうと
関心を持っている方々は猫の幸せについて真剣に考えています。

ごまめ

ただ、単に猫の幸せについて考え議論をしてしまうと
ご意見は多岐にわたり収拾がつかなくなります。

今回のパブリックコメントを提出する際の問題点は
動物愛護の観点から
猫のストレスと展示時間はどう関係があり
どう結論をしなければならないのかが焦点となります。

ごまめ

では
私のパブリックコメントの内容です。
※写真はブログ用なので添付致しません。

「動物の愛護及び管理に関する法律施行規則の一部を改正する省令の
一部を改正する省令案等(概要)」に関する意見
○意見提出者名(企業・団体の場合は、会社名/部署名/担当者名):● ●●
○住所:奈良県生駒市?
○連絡先電話番号、FAX番号、電子メールアドレス:090-●●●●-●●●●
○意見:今回の省令案(2時間延長措置)に賛成致します。
ただし、展示規制時間については猫が自由に移動できる展示施設では不要だと存じます。

理由:賛成意見をより正確に申し上げるなら、
ねこが自由に行き来する施設であれば
成猫の展示時間を2時間延長する案は展示状態が良好なら、
ねこのストレスを軽減できるという考えにつながる案であるため賛成です。

チェリー

猫のストレス軽減を図るため
休憩時間帯や休憩時間、休憩場所を
人間が勝手に憶測したり
人間がイメージした印象で決めて設定するより
もし猫が決めることができればそれが一番妥当な解だと存じます。

猫が(望むと)自由に行き来できる施設内(猫カフェや家)では
好きな休憩場所や望む休憩時間帯及び希望する休憩の長さや回数に
個体差があることは明白です。
そのため「ねこは何時に休憩するのが適切か?」の議論になると
動物の専門家等の根拠も曖昧にならざる負えず、
飼い主様のご意見も多様化し一定しないことは仕方の無いことです。

ごまめとクク

ところで私は奈良の地方都市で猫カフェを営んでおりますが
平日の閉店時間は18時30分、土日祝の閉店時間は19時です。
20時までor22時までは直接関係ありませんが
約5年半×300日以上×10時間前後×20匹前後の猫と接してきた経験から
猫たちのために少しでもお役に立てばと思いご意見をさせて頂きました。
※神戸の大震災被災前の外飼い猫30年×1匹(計5匹)の私の経歴は
猫のストレスについて特に問題意識を持っていなかったので
上記の経験値に入れないことに致します。

あずき

ご参考までに当店の猫たちが選択している寝場所は以下の通りです。
猫の休憩室(ケージ内、ケージ上)、
スタッフの休憩室の背もたれ椅子や荷物棚、

???以上がお客様と完全に遮断された休憩施設です???

クッキー

猫の休憩室にて
クッキー「レオはこの上の棚で熟睡しているよ。」

レオ

レオはどうも夜中にいっぱい遊んだようです。

???以下がお客様も触れる事ができる休憩施設です???

待合カウンターのテーブルや椅子、商品棚の上、
ふれあいルームのラグマット上、
お客様に触れ易い高さのキャットタワーの頂上、その下の箱スペース、
猫棚の上部や猫棚の隠れ家×4箇所など
個々に好きな寝床がありながらもその時の気分に合わせて場所を変え、
就寝時間や長さも様々です。
さらには8割の猫は自主的にお客様の足や膝の上を寝床の選択の一つにしています。

カフェニャンズ

猫のストレス軽減を第一に考えるなら
猫が自由に行き来出来る展示施設では
展示時間規制を緩和(時間規制を撤廃)し
休憩場所や休憩時間、休憩時間帯を
個々のねこに自由に選ばせる(時間をできる限り長くする)ことが
妥当な対策と存じます。

さらに
この問題をご検討頂くにあたり、以下の考慮点を追記申し上げます。
・動物を商売にしてはいけない等を含む奥深いご意見は今回、別問題です。
・猫カフェに行かれた経験が無い方のご意見もとても貴重ですが、
残念ながらご想像でしかありません。
・評判の悪い猫カフェを基準にして再検討頂くと評判の良い猫カフェの
猫たちが救われません。
・役所管理の簡素化は重要だと存じますが、その為に一部の猫たちが
犠牲にならないようにご配慮をお願い致します。

マンタ

最後に                                           
優良なペットショップ様が最終的に追求する「猫たちの幸せの場」は飼い主となる方のご自宅等のはずです。
猫カフェで追求すべき「猫たちの幸せの場」はそのお店のはずです。なぜなら在住する猫たちが幸せだとお客様が感じなければ満足度が低く再来店につなげることができません。その結果、業績不振で閉店となる宿命を持つ業界でもあります。今回の案件で猫カフェをより深くご認知頂ければ有難く存じます。

以上です。

マロン

パブリックコメントの提出期限は明日5月7日までです。
お急ぎ下さいませ。


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お客様目線での「とうこさん」のブログ「まどろみTail」は
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猫の自由意思を考えず
単にお客様との接触は猫にストレスがかかるから展示時間規制が必要

というお客様と猫たちに失礼な22時までの展示時間規制施行、

猫の展示施設を無視した20時まで展示時間規制逆戻り反対についての
ご意見は
こちら↓です。

パブリックコメント

5月7日必着です。

記述される意見の内容ですが

「猫カフェの猫がストレスがかかっているとは思えない、

ストレス回避のためであるなら、
 時間規制より不摂生な施設やお店を改善する規制が重要など」

時間規制をかけることが無意味であることを皆様お客様の視点

理由を添えて記述して下さい。

 
パブリックコメントを期限に間に合うように
お時間を割いてご提出して頂いた既存会員様に当店のささやかなお気持ちとして
ポイント2倍(ポイント2倍デーの日は3倍)をご提供させて頂きます。

受付にて「パブコメ提出」した旨をお伝え下さいませ。

パブコメ提出をお伝え頂いたお客様が
10名以上いらっしゃる場合は
5月中旬以降、
2週間に渡り
今回の件で封印していた
金曜夜21時まで営業の
「はにゃ金ナイト」を実施致します。

よろしくお願い致します。

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